ブラックすぎ!?過去経験してきた有給拒否6パターン

私は30代半ばになりますが、今まで約10社ほどの企業で働いてきました。
今思えば笑ってしまうほどのブラック企業っぷりでしたので、今回は有給を取らせてくれない企業で起きた驚きのエピソードを紹介したいと思います。

1 冠婚葬祭以外では有給は取らせてくれない


朝礼を毎朝行うのですが、朝礼で有給について部長が話をしていました。内容は、「冠婚葬祭以外で有給は取らないように」との事でした。

当然そうなると有給申請のために嘘でもつくしかありません。その次の日からコナンくんも驚くぐらいの葬式の数!いったい何人死んでいるだよってくらいの「親族が亡くなったから有給をください」という内容の有給の申請書が来ました。

2 インフルエンザでも有給却下

インフルエンザになってしまい、会社を1週間休んだ結果、有給で処理してもらおうと申請をすると「インフルエンザになるような自己管理もできない奴の申請が通ると思うな」と言われ申請を却下された。

もちろん、欠勤扱いになった為、給料は少なく病院代も掛かった為、その月は色々キツイ思いをしました。

3 どんな理由でも有給を使うと反省分を書かされる

冠婚葬祭の為に有給の申請を行い、有給を取ると「有給を頂いてありがとうございました、有給を使って申し訳ございません」という内容で反省文を書かされました。
最低原稿用紙2枚との決まりもあったので、反省文を書かされると知れ渡ったあとは有給を取る人は殆どいませんでした。

4 連休は無職と同じ


これは、私の勤めていた会社ではありませんが、友人に「今度連休なんだ」と伝えると「2連休以上は無職と同じですよー」と驚きの返答が。
彼の勤めている会社では連休は無職になるのと同義といわれているのか、ブラック企業の洗脳の怖さを感じた。

5 「俺も休んでないよ」と言い申請を却下

有給の申請を行うと、上司が「えっ!有給取るの?俺今まで有給取った事ないよ」と言われ申請を却下!

内心「お前の休みなんか知るか」と叫びたい気持ちを抑えました。

休みを取らない事が美徳とされた時代はもう終わっています。そういう考えの上司や会社は早くなくなればいいのにと今でも思います。

6 家族旅行のため有給を申請したら根掘り葉掘り聞かれる


家族旅行の為、有給を申請をしたら上司から「どこにいくの?泊まる場所は?」など色々聞かれた挙句、「有給は旅行の為にあるんじゃないよ」

「有給は自宅待機しといて何かあったら会社に来る、これが基本だよ」と訳の分からない事を言われ、申請を却下。「行くなら欠勤扱いね」と言われました。

こんな具合で、ブラック企業は「有給?労働基準法?うちには関係ないから」と言わんばかりの傍若無人っぷり。
先日書いた「身内経営の企業はヤバイ」の記事でもブラックの凄さは紹介しましたが、本当に底知れません。

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休みがしっかり取れる企業に勤めよう

有給の取れやすい企業と、取りにくい企業ははっきりと分かれますし、企業によっては「有給なんてないよ」と嘘を付く会社も存在します。

日本では、まだまだ有給を取る事に対して抵抗のある企業が多いようですが、今この記事を読んでいる人はどちらでしょうか?

有給は本来申請されたら出さなければならないものであり、取れる事が普通です。簡単に取れるものじゃないと思っている方は危険信号。

休みをきちんと取る事によって良い仕事ができると私は考えます。有給が取れない企業の方は転職を考えてみては如何でしょうか?

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