学校を卒業後、会社へ就職したけど、そろそろステップアップしたい、もっと自分に合った会社へ行きたいと考えている人も多いと思います。
最初の会社は思い入れもあり、辞めにくかったり、別の会社へ行く事への不安があるため、、転職したいと考えるだけで、行動に移す事が難しいものです。
会社を辞める事で、親や友人に心配を掛けたくないと考え中々言い出せずに、一人で考え込んでしまいます。
そういった方のため、今回は、始めて転職をする人への基本的な転職の始め方、考え方を紹介したいと思います。
転職の流れ
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2転職計画を立てる
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3転職求人サイトへ登録する
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4履歴書、職務経歴書を作成
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5筆記試験の勉強
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6面接の対策を行う
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7転職完了
上記の流れがスタンダードな転職の流れです。
目次
1 自己分析
自己分析は転職の基本です。自分がどういった性格なのか、何が好きなのか、仕事に求める事はなにか、自分に向いていない事、希望の収入、休みはどれぐらい欲しいのかなど箇条書きで構いません。
自分がどういった人間なのか、仕事に求めるものなどを書いていきましょう。そういった事を行うことで、自分に合う仕事を探すことができます。
自分の事がいまいちわからない場合は、友人に自分の性格や向いている事を聞いてみましょう。自分でも気が付かなかった新たな一面に気が付く事ができるはずです。
自分を見直す事が転職を成功させるために必要なのです。

2 転職計画を立てる
転職計画とは、いつ転職をしたいのかを考え、その日から逆算して計画を立てる事です。
引継ぎを行う期間、有給の日数の確認などを確認し、計画にいれましょう。
一番悪い辞め方は、その場の勢いで辞めてしまう事です。会社はなるべく円満に辞める事をおススメします。
辞めた後でも、書類をもらったりする事や、営業職などに転職を考えている場合は、取引先になる場合もあります。
目安としては3ヶ月で転職を完了させると想定して、応募先のリサーチや履歴書、職務経歴書の準備期間に約2週間弱。
そこから実際に応募・面接をこなすのに一ヶ月半ほど。残りの1ヶ月ほどで引き継ぎなどの退職手続きを行うというものです。
もちろん、急ぎで転職したい場合やもっと気長に、半年ほどかけて転職するケースだってあります。転職計画は人に言われてどうこうするものではありませんから、自分の都合と相談して決めましょう。
とはいえ、総日数は変われど、基本的な比率は上記に沿うものになるだろうとは思います。
3 求人サイトへの登録
転職をする事を決めたら、1と2を行いながら転職求人サイトへ登録しましょう。転職求人サイトは無料で求人見る事ができます。
自分の条件を入力すると求人がいくつも出てきます。
転職求人サイトはそれぞれのサイトで非公開求人を持っているため、複数の登録をおススメします。
また、スカウト機能を利用すれば、あなたに合う求人の紹介も行ってくれます。
登録は簡単で、5分程で登録が済みます。
ハローワークと違い、いつでも求人を見る事ができ、求人の量が何倍もあります。
そのため、仕事で忙しい人でも簡単に求人を見る事が可能です。
転職求人サイトを利用する事で忙しくても求人を探せるため、転職が可能となります。
登録したからといってすぐに転職する必要はありません。
求人は毎週更新しています。登録してから自分の希望の求人がないか確認する事も立派な転職活動です。
転職しようかなと思ったらとりあえず、登録しておく事が大切です。
その他の転職サイトをお探しならこちらからどうぞ。

4 履歴書、職務経歴書を作成
転職求人サイトで複数の求人を選びましょう。その後、履歴書と職務経歴書の作成です。履歴書はなるべく手書きの方がいいです。そして自分に合う履歴書を探しましょう。
履歴書と言っても、種類は多く、微妙に違いがあります。
当然ですが、履歴書は全部書くことが基本です。そのため、履歴書選びは大切になります。職務経歴書はパソコンで作成しても構いません。
会社名や部署、どのような仕事をやって来たのかを詳しく書きましょう。
職務経歴書はパソコンで作成しておく事で、何社でも使用する事ができます。
履歴書で大切な事は、丁寧に書くこと、入社したいという気持ちが伝わるように志望動機を書きましょう。

5 筆記試験の勉強
企業によって筆記試験があったり、なかったりします。また、その内容も一般常識だったり適正試験だったり様々です。
試験内容は企業のホームページに記載している事が多いため、調べておきましょう。
書類、面接は問題なくても、基礎学力が足りていないと採用を見送られる事もあります。最低限の勉強は必要になります。
6 面接の対策を行う
書類選考や筆記試験を通過すると面接があなたを待っています。転職の面接は1回の場合もあれば3回ある事もあります。
大学生の就活のように何度も面接を行う事は少ないです。理由としては、すでに働いている転職者の場合時間を調整する事が難しく、その辺を配慮しての事です。
また、転職の場合複数の会社の面接を受けましょう可能であれば、第一志望の会社は他の会社で慣れてから受けるようにすると第一希望の会社は多少慣れてくるため、上手く面接の受け答えができるようになります。


7 退職~転職完了
面接に合格し、内定を貰う事ができたら入社日や必要な物を確認しましょう。企業によって、必要な物は違います。採用担当の方に確認する事を忘れないようにしましょう。
また、採用担当に入社日までに知っておくべきことがないかなどの確認も必要です。内定が貰えたからと言って油断しないようにしましょう。
それと在職しながらの転職だった場合には、当然ながら引き継ぎなどの退職作業があります。立つ鳥跡を濁さず。社会人たるもの、遺恨を残さずに古巣を出ましょうね。


始めての転職で本当に困った時、早く転職したい場合は?
始めての転職で自分では上手くできない、早く転職を決めたいと思った場合は、転職エージェントに相談しましょう。
転職エージェントサイトは、登録無料です。転職エージェントとは、転職に関するすべての相談に乗ってくれ、サポートしてくれます。
求人の紹介もしてくれ、企業の情報を多く持っているため、本当にあなたに合っている企業を紹介してくれます。
また、面接や履歴書の書き方のアドバイスや企業との面接日時の調整も行ってくれます。
そこまでしてくれるのに本当に全て無料なの?って思いませんか?
転職エージェントは、企業へ良い人材を紹介する事で企業から報酬が発生します。そのため、エージェントを利用する人は無料でサービスを受ける事ができるのです。
エージェントを利用する事は転職の近道でもあり、成功の秘訣です。まずは、自分で転職求人サイトを眺めてみて、自分で探す事が無理だと感じた場合すぐにエージェントを頼りましょう。
まとめ
始めての転職は、何から始めていいのかわからないのが当たり前です。
自己流の転職で成功する人もいれば、なかなか上手くいかない人もいます。内定がもらえなく、困った時、どの企業が良いか迷ってしまった時、自分の望んだ求人がない時、そんな時は、エージェントに頼る事が必要です。転職の不安や悩みを解決してくれます。
今回の紹介した内容が転職を始めて行う人や転職活動で困っている方の役に立てば幸いです。
学校卒業から70歳まで働く事が当たり前になってきました。少しでも自分らしく働ける企業への転職はこれから大切になってきます。転職で自分らしい働き方をしましょう!