転職活動には必須!職務経歴書作成のコツと注意点


転職をしたい!と思ったら、最初に行うのが求人の検索。では、その次に行う事は?人によって多少異なるかも知れませんが、書類の準備ではないでしょうか?

転職に必要な書類は、最低でも2つ存在します。1つは履歴書、もう一つが職務経歴書です。今回は、職務経歴書について紹介したいと思います。

職務経歴書って大切なの?

職務経歴書は、履歴書のように決められた固定の書式がある訳ではありません。また、面接のように短い時間で自分をアピールする物でもありません。
つまり、職務経歴書とは企業に対し自分の経験がどう役に立つのかをしっかりとアピールできる書類なのです。

1次試験が書類選考の企業も少なくはありません。いくら人柄が良くても、面接まで進めなくては人柄は伝わりません。
つまり、履歴書、職務経歴書の2つは企業に行う最初のプレゼンテーションなのです。

職務経歴書の書くべき項目って?

転職活動を行う際の最初の関門である書類の作成
基本的な項目

・名前と日付
・職歴(職務内容)
・退職の理由
・経験やスキル
・自己PR
・資格
・志望理由

上記が職務経歴書の基本的な項目です。採用担当者に「会いたい!」と思ってもらうためには、上記の項目を羅列するだけでは不十分です。何にでも言える事ですが抑えて置くべきポイントが存在します。

規模にもよりますが、大手企業の書類選考の場合、書類1枚を確認する作業時間は10秒程度です。この10秒で運命の左右します。

10秒で何がわかるの?って思った方もいるでしょう。採用担当も10秒で全てを見ている訳ではありません。

書類を流し読みしながら気になった人だけ、じっくりと読む。

つまり、読みたいと思って貰うことが書類を作成する上で一番大切になってきます。

・字を丁寧に書く(字に自信がなければPCで作成しましょう)
・余白や改行で全体を綺麗にまとめる
・左に揃える
・2枚以内にまとめる

最低でも上記の事は意識し書くようにしましょう。

職務経歴書の年式の種類

大きく3つの種類が存在します。

キャリア式

時系列に沿って企業別に書く方法ではなく、職務の分野をまとめて書く方法です。
得意な事がある人や転職回数が多い人におすすめの書き方です。

編年式

一般的は書き方です。時系列で古い順から書く方法です。
書き方としては、書きやすく、自分の職歴を辿りながら書きます。
職歴が少ない人におすすめの書き方です。

逆編年式

職歴が古い順番ではなく、新しい順に書く方法です。
前職でも経験などをアピールしたいと考えている人におすすめの書き方です。

まとめ

職務経歴書で大切な事は下記です

1 基本の項目を理解した上で書く事
2 字は丁寧に書き、書類全体のバランスを意識する
3 自分にあった年式の書き方を使うこと
4 経験や実績はドンドンアピールする
5 応募する企業によって各方を工夫する事

以上の5つを意識して作成する事で、あなたの職務経歴書が採用担当の目に留まる可能性が高くなります。もし、書類選考で落ちてしまった場合、第三者へ書類を見てもらいましょう。

知人友人、家族など転職への理解がある人の意見をもらうと、案外「結局何が得意なのかわからない」「あの仕事ができることもっとアピールすればいいのに」など、自分では思いつかなかった助言をもらえるものです。行き詰まったときは頼ってみましょう。

もし相談できる人がいない場合には、転職エージェントを利用してみましょう。プロのキャリアコンサルタントのアドバイスならより転職成功へ繋がりやすくなるはずです。

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