60歳以上の労働者の強みとは?雇用のメリット・デメリット


現在の日本では定年は60歳とされており、その後、再雇用という形で65歳頃まで雇用され働くのが常識となってきました。
しかし、今後は65歳ではなく70歳まで働く事が当たり前になると言われています。
定年を迎えて、60歳から70歳まで雇用する会社のメリットとは何でしょう?

メリット

高い技術力
今までの経験
若手社員の相談相手になる

この3つは会社にとって大きなメリットとなります。

高い技術力

若手の社員ではまだまだ技術の面で不安があります。
そんな若手と一緒に仕事をさせる事により若手社員の技術の向上が見込めます。

今までの経験

仕事のいい部分も悪い部分も体験し経験として蓄積されている為、そこからどうした方がいい方向へ運べるのかを知っています。
この経験は書類などではなく本人から聞く事でした学ぶ事ができないため、とても貴重です。

若手社員の相談相手になる

若手社員は仕事の事プライベートの事など多くの事で悩みます。
この会社で将来大丈夫なのか?給料は上がるのか?結婚できるのか?
様々な悩みを持っており、年のあまり変わらない先輩や上司に相談できる事できない事があり不安を抱えています。そこで、人生の大先輩からの意見を聞く事で不安が軽減されます。

また、年が離れている為、正直に話す事ができます。こういった事ができるかできないかで、若手社員の定着率は大きく変化します。

デメリット

過去に執着

過去の栄光に執着し自分のやり方を曲げない。また、自慢話が多いなど、若手からすると「またその話?」とも取られかねません。

柔軟性に欠ける

説教が多くなってしまったり、協調性や柔軟性がない。その為、会社の方針の変化があった場合付いていけなくなることも。

事務仕事をやろうとしない

年齢の問題なのかパソコンなどをしようした事務処理ができなく、若手に押し付けるようになる。
また、新しい仕事に対応できず、新しい事を覚えようとしない。

シニアの雇用はこれから増加します。
その為、シニアの雇用は増え、活躍の場も多くなると予想されます。30代、40代で転職する場合、60代の時の働き方も考慮し転職を行う方がいいでしょう。

人生100年の時代です。70歳まで働く事が求められています。