勘弁して!面接官も嫌がる変な求職者


変な面接官、怖い面接官にはあたりたくないなぁと思うのが求職者の心情ですが、面接官も人の子。同じように「変な応募者が来ないといいけど」と思っています。
今回は面接官経験のある筆者と、同じく経験のある知人が感じた「これは困る!」と思う求職者を紹介します。

約束の時間よりかなり早く来る

企業側(面接官側)にも予定があるため、約束の時間よりかなり早く到着されたりすると地味に困ります。

求人を出すときは応募者も殺到しますから、面接予定をぎっちり詰め込むこともあります。もちろん面接が長引いたときのことも考えてある程度余裕を持つようには組みますが、予定より30分前などに来られると前の方の面接とかぶったりして困るのです。

「待ちますのでお構いなく!」と言われても気持ちが急いてしまいますし、そうでなくとも30分前は他の仕事をしていることだってあります。遅れるのは論外としても(やむを得ない事情のときを除く)早すぎるのも気をつけましょう。

何分前ならいいの?

10分前などといわれますが、個人的には10分前って結構早いです。「10分前には現地に到着して、約束の時間になるまで時間を潰そう」というのが正しいでしょうね。

5分前に!3分前に!などと面接官によって好みが分かれるかもしれませんが、私個人としては2時といったら2時ジャストにたずねてくれるくらいのほうがありがたいです。

(採用後)条件が違うと文句をいってくる

これは面接官側のこちらにも説明に不備があった場合も考えられます。ただ、お互いに確認しあうのが面接の場でありますから、説明したはずのことを「聞いていない」「話と違う」などと言われるとどうしたものかとなります。

どうしても譲れない条件などは必ず面接の場で念入りに確認するようにしてください。

親が一緒に来る・親が出しゃばってくる


ぶっちぎりで困るのが親が出しゃばってくるパターンです。働く=自立でもあるのですから、面接の場に親御さん同伴ともなるとさすがに「勘弁してください」となります。

親に近くまで送ってもらってきた、までならまだいいでしょう。会社まで一緒に来るのはアウトです。たとえ面接に同席しなかったとしても「自立できていないのだろうか」と心配になります。

面接のみならず親御さんが電話で連絡してくるのも当然ダメですよ!

読者の皆様は「そんなヤツいるわけないだろう(笑)」と思われるかもしれませんが、ごく稀にあるのですから面接官側の苦労も知っていると「お互い大変ですね」と穏やかな気持で面接に挑めるかもしれません。