以前より労働環境改善の流れが広まっているとはいえ、まだまだ存在するブラック企業。
できることなら入社する前に回避したいところですよね。この記事ではそんなブラック企業を見分けるためのポイントを紹介いたします。
面接で聞かれることと募集内容が噛み合わない
求人の内容では給与も高く、土日祝日休み、福利厚生も充実、残業もなしなどと魅力的な文面で飾っておりながら、いざ面接で内容を聞くと「ん?」となる。
募集内容と実情が噛み合わないのはブラック企業の典型的なパターンのひとつです。
企業側もなるべくブラックであることがばれないように遠回しに聞いてくることも多いです。
「たまに土日出勤がありますが、大丈夫ですか?」「●時間のみなし残業がありますが、大丈夫ですか?」
このように少しずつ募集条件と違うことを確認してきます。
軽いものであれば「まぁそれくらいなら…」と呑み込んでしまいそうになりがち。違和感を覚えたら必ずつっこみましょう。
従業員の様子がまったくわからない
面接の際に会社に訪れることになると思いますが、可能であれば実際に働いている様子を見せてもらいましょう。
ブラック云々を抜きにしてもこれから一緒に働く場所の雰囲気を知るというのは大事ですし、これで断られるようであれば少し怪しいかもしれません。
もっとも、業務内容によっては本当に見せられない場合もありますのでそこは臨機応変で。
入社後の説明や書類のやりとりが雑
書類のやりとりは社会人にとって必要不可欠。契約書のやり取りすらきちっとしていない企業は相当怪しいと見て間違いないでしょう。
下手すると従業員規則がないという場合すらありえますので、入社前に確認しておきましょう。