ここに3つの企業があるじゃろ…ブラック企業の3タイプ


最近、やれあそこはブラック企業だ、うちはブラック企業だと言われますが「そもそもホワイト企業とかないから」と思った人いませんか?

日本ではホワイトが少ないのも事実です。しかし、ホワイトとは言わなくても、グレーぐらいの企業で働きたいと思いませんか?
私が体験したブラック企業での話を混ぜながら紹介したいと思います。

そもそもブラック企業って?

ブラック企業にも様々な種類が存在します。
大きく区分すると3つ。精神型と肉体型と違法型です

精神型


精神型は、とにかく精神論が多いブラック企業です。

会社にマニュアルなどは存在しないのは当然。
「仕事は見て覚えろ!」「技術は盗んでいけ!」など、新人社員に対し曖昧な指導を行います。

また、求人の謳い文句がは「やる気重視!」と言った感じです。精神型はキチンと指導や教育はしないにも関わらず、入社して3か月もすれば、1人前扱いされます。

仕事ができないと「今まで何を見てきたんだ」「給料泥棒か」など徐々に言葉がキツクなっていきます。しかし、ブラック企業の上司は狡猾です。罵声を浴びせた後は、無駄にコミュニケーションを図ってきて褒めてきます。

これを繰り返し行う事で精神型のブラック企業はなり立っています。精神型の企業では、パワハラやセクハラは日常になっています。

肉体型

肉体型は労働時間、残業時間が長かったり、重労働であったりします。
特に残業時間は80時間を超えると過労死の危険がある為、現状で80時間を超えている会社や、80時間に近い企業へお勤めの方は1日でも早い転職をおススメします。


肉体型の怖いのは、そのまま過労死してしまう人がいる事です。実際に筆者の友人は、大学卒業後に就職した大手食品メーカーに就職しましたが、1年後過労死でなくなりました。

彼は、会社の寮で亡くなっており、発見されたのは死後2日でした。1日目では無断欠勤だと思われ、2日目で同じ寮の隣の同僚の人が発見し発覚しました。最後にあった時は元気だったと聞きましたが、本当の所はどうだったのか今でも疑問です。

疲れは日々蓄積されていきます。疲れがたまるほど感覚は鈍っていくため、自分ではまだいけると思っていても自覚が無いだけということも。

健康は宝です。その企業にあなたの健康(命)を捧げるだけの価値がありますか?

違法型

違法型は労働基準法なんて存在しないかの様に会社の都合のいい事だけを押し付けきます。

代表的な例

・残業代を払わない
・有給休暇は存在しないと嘘を付く(有給を取らせない)
・最低時給を下回る給料

これは明らかな違法です。労働者の権利なんて存在しないと言わんばかりのブラック企業!
違法型でお勤めの場合、自分の知識を高める、労働監督署に相談する事が大切です。

しかし、日々の業務でそれどころではない、会社と争いたくない、そういった気持ちの方が多く違法型のブラック企業は無くなりません。

ブラック企業のタイプを簡単に紹介しました。

今回の内容で一番覚えておいて欲しいのは、肉体的、精神的にもボロボロになってからでは遅い!という事です。ボロボロになって将来を犠牲にする前に転職をおススメします。