今回はブラック企業について紹介したいと思います。
店長「インフルエンザになったので休ませてください」
社長「甘ったれるな。俺も今日は熱が38℃あるんだ」翌日
私「店長のインフルエンザが従業員の半分に感染してお店が回せません。なぜ出勤させたんですか?」
社長「インフルエンザになる奴が悪い」— I.M.K (@IMK_ZM) 2017年12月5日
このように会社の感覚が世間からずれている場合が多く、経営者や上司はそれを当たり前だと思っている場合が多いです。
では、ブラック企業とは何か?
ブラック企業に明確な定義は存在しません。
しかし、一般的な特徴は存在します。
- 労働者に対して極端な長時間労働やノルマを課す企業
- 賃金不払い残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い
- 1、2のような状況下で労働者に対して過度の選別を行うなど
このような企業に就職してしまった場合の対応としては、会社に対して問題点の改善を求めていく必要があります。
しかし、新入社員が会社の問題点の改善を求めても現実的には、非常に難しいと考えられます。
その為、労働組合や外部の関係機関に相談することが有効な手段でしょう。
もし、ブラック企業へ入社したら?
ブラック企業へ入社した場合に取れる行動は主に3つです。
- 辞めて、次の職場へ
- 前向きに頑張ってみる
- 我慢して働く
この選択肢の中で、一番危険なのは、③我慢して働くです。
①は無責任のように思えますが、自分の将来を考えた場合は一番いいと思います。
②は一見理想的だと思いますが、気持ちが切れた時にものすごいダメージが来ます。また、②や③のの選択をする方が多い為、ブラック企業はなくなりません。
すぐに辞めて再就職ができない?
ブラック企業へ就職した場合に、すぐ辞められない理由としてよく耳にするのは、「次の職場が見つからない」「すぐに辞めると再就職できない」などがあげられます。
誰もが就職したいホワイト企業なら、辞めるのは勿体ないですが、ブラック企業の場合は別です。少しでも早く、退職し、資格の勉強や20代であれば、公務員試験を受けるなど色々な道があるはずです。
ブラック企業で時間を無駄にするのは勿体ない事です。ましてや、命や健康などを考えてください。あなたを必要としてくれる企業はたくさんあります。視野を広く持ちましょう。
辞める判断ができない
無理してブラック企業で働き、最終的には体を壊したり、うつ病になったりしてしまいます。こうなっては、手遅れです。しかし、こういう方は多く存在します。
こういう方は、性格的に真面目な方や気の弱い方が多いです。その為上司から理不尽な事を言われても、自分のせいにしてしまい、自分ができないから、自分が至らないからと思ったりしています。
また、「3年は働きなさい」と言われていますが、3年もあれば健康な体はボロボロになるのに十分な期間です。体を壊してしまえば、3年では元に戻りません。特に精神的な病気は一生引きずります。
日本はブラック企業ばかり?
サービス残業、休日出勤、肉体的にきつい、上司がしんどい、などなど。これらに当てはまる企業をブラック企業と言われていますが、これらを全て回避している企業は日本にはほとんどありません。つまり日本企業のほとんどがブラック企業なのです。
ですから少しでも自分が納得のできる環境の企業を探すように努力しましょう。
まとめ
日本は客観的にみれば、厳格に法律を守っている企業など一握りです。いってしまえばどこに行ってもブラックなのかも知れません。
そのためブラック企業は自分が「我慢できない」と思うところがあれば辞めるべきです。自分のできる範囲で仕事を行い、絶対に譲れないラインを持ちましょう。無理だと思ったら我慢するのではなく、転職をしましょう。