仕事を探していると一度は目にする「期間工」という募集。
大抵の人は「一定期間住み込みで働いて、車を作る仕事でしょ?」くらいの認識なのではないでしょうか。事実私はそうでした。
そこで今回は期間工の業務内容や待遇について、詳しく調べてみました。
そもそも期間工とは
期間工とは自動車や電子機器、航空機器などの工場の生産ラインで働く、契約社員です。
期間工は会社との直接契約であることがほとんどであるため、派遣社員として工場で働く場合などと比べて中間搾取がないので給与が高めです。
しょっちゅう求人情報誌に載っていることからわかるように、とにかく人手がいるためフリーターや未経験者であっても歓迎されることが多く、採用されるチャンスは十分にあります。
待遇が手厚い
住み込みで働くイメージの通り、寮が用意されてあるのがほとんどです。
会社にもよりますが寮費無料、水道光熱費無料、食事付きや食費補助金、社会保険完備など下手するとその辺の正社員よりも待遇が手厚いのでは?という充実具合です。
一定期間以上勤務し続けると報奨金が出るということも珍しくありません。
また、正社員登用制度もあるため長く勤め続ければそのまま社員になれる可能性もあります。
交代制勤務が多い
多くは交代制勤務を採用しています。
例えば自動車やバイクで有名なホンダでは以下のような3交替勤務となっています。
[2勤]15:05~23:30
[3勤]23:20~翌6:40
このようなシフトで期間工を働かせることで、工場は休まず生産できるわけですね。
残業はある?
こちらも会社によりけりなため一概には言えませんが、例えばホンダの求人を見る限り「残業少」とわざわざ表記している以上、残業なし!ということはなさそうですね。
ぶっちゃけキツイ?
これも配置される工場によりけりですが、期間工として働いたことのある知人の話では「ガチでカイジの世界」とのこと。
その工場がぶっちぎりで外れだったらしく、ほかはマシとは言っていましたがやはり肉体労働ですからそれなりにハードなのでしょうね。