アルバイトをしているときは労働時間×時給を貰いますよね?
正社員は何だかんだ引かれて手取り額が思ったより貰えない…これならアルバイトの方が稼げるんじゃ?と思った事はありませんか?
ぱっと見た感じアルバイトの方がお給料が多いです。しかし、あくまでも見た目です。正社員と社会保険付きアルバイトの違いを簡単に比べてみましょう!
社会保険付きアルバイトは時給1000円、正社員は工場勤務月給18万で比較してみます。
お給料
アルバイトの場合
8000円×月の勤務22日=176000円
この金額から社会保険のお金約13000円が引かれます。
また、住民税8000円、雇用保険500円が最低でも引かれます。(あくまでもざっくりな計算です)
手取りは21500円引いて、154500円が手取り額になります。
社会保険付きのアルバイトが引かれるのはこの程度です。
正社員(工場勤務)
固定給18万から同じように社会保険、住民税、雇用保険を同じ額引きます。
そうすると、158500円が手取りになります。
さらに、厚生年金や互助会費などが引かれていきます。
その為、さらに手取りは少なくなり、14万程度になってしまいます。
一見するとアルバイトの方が手取りは多い
しかし、アルバイトと正社員では、月所得は正社員が低くても、年収で考えた場合大きな差がでます。それは賞与(ボーナス)です。ここで、正社員とアルバイトでは差がです。
他にも、昇給や手当(交通費など)もアルバイトと正社員では違います。このことから考えてみると、正社員の方が年収は高い事がわかります。
また、厚生年金や退職金などを考えてみても正社員の方が待遇は良いです。企業によっては、企業年金などもあり、将来的に考えた場合、数百万以上の差が出てきます。
アルバイトがスタート時の手取りは多い場合もあります。しかし、正社員の方が長い目で見た場合、多くの給料をもらっています。
生活スタイルにもよりますが、所得だけを考えた場合は正社員の方が多いです。では、なぜフルタイムアルバイトで働く人がいるのでしょうか?
それは人により理由は様々ですが、正社員の場合、私用でのお休みや残業が断り憎いからではないでしょうか?
子供が小さかったり、親の介護、健康面に問題があるなど、様々です。
アルバイトと同じぐらいの正社員の求人に応募する場合は、あなたにとって、多少の時間の融通より
お給料が多い方がいい、手当や待遇が良い方がいい、責任ある仕事がしたい!などの明確な理由があると額面に惑わされない正社員の求人が見つかると思います。