常に体の調子がよくない方は多いと思います。
朝起きても疲れが取れていない、体がだるい、肩こり、腰痛など、休日に整体やマッサージなどに行ってもなかなか取れない事もあると思います。また、職業によっても痛い部分や疲れる部分は違ってきます。いったいどうすれば、解消できるのでしょうか?
デスクワークは痛みや凝りが多い
毎日長い時間、パソコンや書類、スマホなどを使う人が多いです。特にパソコンやスマホは仕事以外でも使用する為、休日でも長時間使用している方が大半だと思います。
この生活に凝りが抜けない原因があるかもしれません。
画面を見ているときは、姿勢が悪く、崩れているので、崩れた悪い姿勢のまま長い時間過ごしている訳です。筋肉や関節がこわばり、体の動きも悪くなります。その為、痛みや凝りの発生となっています。
筋肉には、動かさないと硬くこわばるような性質がある為、凝り固まった筋肉は悲鳴をあげ、痛みを誘発します。同じ姿勢で長時間いると背骨・股関節・肩甲骨の動きが悪くなります。
肩こり、腰痛、むくみなどは、この3つが原因に1つと言われています。背骨・股関節・肩甲骨の3つは体幹とよばれ、体の胴体部分にあります。
体幹と言われるとみなさん耳にした事はあると思います。最近は体幹を鍛える本などが数多く販売されており、ダイエットなどでも紹介されています。体幹は体の中心です。体を動かす為の柱なのです。
走ると足が絡まる、腕が上がらないなどの経験がある方も多いはずです。足や腕が悪い場合もありますが、ほとんどの場合体幹が原因なのです。長時間の姿勢が悪く状態でいると、体幹が悪くなります。
体幹は体の中心なので、中心の軸が悪いと正常な部分にも影響がでるのは必然です。体幹を鍛えるには、大きく体を動かし、ストレッチや筋力アップや持続力のアップが必要です。
体を大きく動かすストレッチ
ストレッチには2種類あり静的ストレッチ、動的ストレッチです。静的ストレッチは柔軟性を高めるものが多く、動的ストレッチは体をほぐすものです。
今回の場合は動的ストレッチが有効です。動的ストレッチとは、サッカーのブラジル体操やラジオ体操などをイメージしてすると分かりやすいいと思います。
腕や脚などを大きく動かす事で体幹周りまでしっかりとほぐれていきます。これにより、関節の中から、関節のすべりをよくする液が出て、骨の関節部分の摩耗を防いでくれます。
背骨の関節は猫背などが続くと、そのままの形で固まってしまいます。同じ姿勢のまま動かないと関節を含む関節包や関節をつなぐ
靭帯なども硬くなり、関節の動いをさらに悪くします。負のスパイラルの始まりです。
日頃から、長時間同じ姿勢を避け、もし避けれない場合は、途中で脚や腕を大きく動かしましょう!
また、お風呂でのストレッチで体を伸ばすのもおススメです。20代や30代の方でも、今は大丈夫でも、加齢により筋力や体幹は弱ってきます。
今のうちからケアを行い、疲れにくい体を作っていきましょう!健康な体がなければ、仕事はできません。仕事も大切ですが、健康にも気を使いしょう!