給料を明細や求人見るとさまざまな名称の手当が並びますよね。
その内容は多岐にわたり、残業手当、役職手当、住宅手当、家族手当、皆勤手当などなど様々な手当が存在しています。
いっぱい手当がある会社はなんかお得感がある!なんて思いませんか?実は逆の可能性も考えられます。
基本給が低いと何かと差がつく
同じ給料のA社とB社があったとして、
B社は基本給10万、役職手当5万、皆勤手当5万
A社とB社では今後の給料に大きく変わってきます。詳しく見ていきましょう。
残業代に大きな変化
残業代は1.25倍増しの賃金が発生します。
つまり、基本給が高い方が、同じ時間残業しても多くの給料を貰うことができます。
午後10時~午前5時までの時間は深夜労働となるため、残業がこの深夜帯にまで入った場合にはさらに1.25倍。つまり1.5倍の賃金が発生します。
この時点で基本給が20万と10万ではかなりの差が出てしまいます。
ボーナス
ボーナスの基準は会社により異なりますが、給料の3か月分と書いていた場合どうでしょうか?
ボーナスも基本給を基準に考えますから、A社は60万、B社は30万となってしまいます。
残業なしの場合月給は同じでも基本給の違いだけでボーナスに30万も差がでてしまうのです。
求人情報を見る際に手当がたくさんあると魅力的に見えてしまいますが、給料は総額だけではなく、基本給が大切である事が今回の紹介でわかって頂けると幸いです。
もし現時点でB社のような基本給が低く手当で稼いでいる企業にお勤めであれば、残業代を考えるとかなり割安で働いている可能性も。
転職サイトや転職エージェントを使って基本給の高い求人を探してみることをおすすめします。
