夢には賞味期限がある?目標を達成するための約束事


あなたは予定を立てる、目標を定めることは得意ですか?筆者は正直苦手です。

やらなければならないこと、やりたいことの順位付けがあやふやですから、大抵行き当たりばったりで行動しています。

夢・目標には賞味期限がある

どれだけ強いモチベーションがあっても、時間が経てばやる気は失っていくものです。

ゴールするまでひたすら走り続けられるような人はそれこそ天才か変人か、一握りしかいないような人たちくらいなもので、我々大抵の凡人はモチベーションが劣化していきます。

「いつかやろうは馬鹿野郎」なんて言葉もありますが、期限のない約束なんてものはやらなくていいものと同義ですから、やらずに放置することになるのも当然。

目標は期限を定めてこそ目標なのです。

目標を達成するためのPDCAサイクル


目標を達成するための手法として、PDCAサイクルというものがあります。
Plan、Do、Check、Actionの頭文字を取って4つの段階を繰り返すことで目標を達成するというものです。


Plan(計画):目標や計画を建てる
Do(実行):計画を実行する
Check(評価):計画に沿っているか、進捗状況を確認する
Action(改善):問題点を整理し、改善する

これを循環することで、目標達成に近づいていくというわけですね。

本来は事業活動における生産管理や品質管理などで用いられる手法なのですが、ごく個人的な目標立てにも活用できます。

我々ズボラ人間はそもそも最初のPlan(計画)の時点で考えることを放棄しているのが大半ですから、目標達成が苦手というかそもそも目標立てすらしていないのと同じですね。

目標や計画は目に届く場所に張り出す

Plan(計画)が建てられたらあとはDo(実行)に移すのみです。計画に沿えるようひたすら努力しましょう。

ただ、約束事や計画を守るのが苦手なズボラ人間は「あと何日あるから大丈夫」などと高をくくりがちです。下手したらそもそもあと何日あるか、計画すら覚えてないこともあります。

ですから計画は必ず日常的に目につく場所に張り出しましょう。そして張りっぱなしもよくありません。張ってるだけにもなりがちですからね。

できればその計画表に細かく「○○をする ▲▲をする」とやるべきことリストを記載しておき、達成したら消すようにしましょう。

計画表をこまめに更新するという習慣がつけば目標達成に大きく近づけます。

Do(実行)を習慣にする

「精神を凌駕することのできるのは習慣という怪物だけなのだ」という三島由紀夫の言葉があります。

「やる気が出ない」といった精神、「めんどくさすぎて辞めたい」というあなたの心の弱さを叩き直せるのは「習慣化」しかないという意味です。

さらにわかりやすくいうと、何かを成し遂げるには歯磨きしなければ気持ち悪い、風呂に入らないと眠れないなどという習慣と同じレベルにまであげろということです。

Plan,Doさえ出来てしまえばあとはCheck(評価)とAction(改善)は反省みたいなものですから、やる気を絶やさずDo(実行)することを心がけてくださいね。