よく外国の方は、日本人を真面目、几帳面と評価します。しかし、この真面目さが影響し過労死する人が実は多いのです。
過労死の原因は疲れです。働いていて、仕事にやりがいがある、達成感があり、疲れを忘れられると言う方もいると思います。
しかし、疲れを忘れているだけなのです。疲れは仕事が終われば無くなるわけではありません。自覚していないだけで、体に蓄積されています。
疲れがなくなる?
大きな仕事をやり遂げた時や、何か成果が出た時に、達成感が高まり、幸福や高揚、など興奮状態にあります。簡単に言えば、麻痺してしまうのです。
人は興奮状態の時には疲れを感じないため、疲れがどこかに飛んでいったと思ってしまいます。しかしそれは間違いです。
簡単に説明すると、子供は遊園地や動物園などに行くと興奮し疲れを忘れ走り周ります。しかし、興奮状態から開放されると、急に疲れがきてしまい、眠くなってしまい寝ます。
この事からもわかるように、一時的に疲れを忘れているだけで、確実に蓄積されています。
達成感ややりがいで働くのは危険
先程説明したように、達成感は興奮状態によって疲れを感じづらくします。その為、知らず知らずの内に疲労を蓄積してしまいます。
疲れの種類
頭の疲れ
精神の疲れ
上記の3つの疲れは自律神経に負担を掛けます。この3つは足し算です。3つ足した合計が回復量を超えていき、ドンドン疲労を蓄積していきます。
まとめ
疲労が蓄積されて行く事で、知らず知らずの内に身体には大きな負担が掛かって行きます。最初は軽い症状からスタートして行きます。その症状を見逃さない事が大切です。
疲労の回復は質の良い睡眠と食事が大事です。生活する為の仕事で死んでしまう…これでは本末転倒です。
仕事と命どちらが大切ですか?もし、今の職場で危ないと思ったら、転職を考えて見ましょう。