今回は育児休暇は男性は取らないのか、取れないのか
理由を付ければいくらでも出てきますが大きな理由を考えてみましょう。
取れない理由(取りたいけど・・・・)
上司からの圧力
今の会社の上司の年代を考えた時、今の上司は働く事が美徳だという世代です。
家庭やプライベートを犠牲にして働く事が素晴らしい、当たり前だと本気で考えている世代です。
そんな上司の場合、育児休暇どころか、有給休暇も厳しい。休む事が悪い事、社内で犯罪者扱いされる企業もあるとか…。
給料がなくなるのは厳しい
育児休暇中の給料は無給と規則で謳っている企業があるように、育児休暇中の給料はありません。
その為、仕事が休めないと考える人も多く、育児休暇を取る人が少ない要因の一つです。
しかし、給料は出ませんが給付金が入ってきます。育児休業給付金って聞いた事ありませんか?
詳しく知りたい方はハローワークのサイトへ!
ざっくり、この育児休業給付金の説明をすると今現在もらっている給料の3分の1の給付金が貰えるというものです。
この制度を知らない人が多く、男性の育児休業が増えない理由の一つだと思われます。
取らない理由(取ったら大変な事に・・・)
周りが取っていないから
日本人の長所として調和性が上げられます。しかし、長所と短所は表裏一体です。自分だけ特別って事を嫌う傾向もあるぐらいです。
その為、周りが育児休業を取得していないと自分も取得したいと言い出せないのです。
出世に響くから
男性の人は将来会社での自分のポジションを気にして取らない人が多い。このまま行けば将来部長になれる、上役になれるなどなど。
特に仕事が好き、上に行く事が好きだと思っている人にとって育児休暇の習得はありえないのでしょう。
しかし、自分が働けるのは誰のおかげなのか、何の為に働くのかを忘れてはいけません。時には振り返り考えてみましょう。
育児休暇は男性は1割程度です。情勢では8割程度に対し、男性は1割と考えるとやはり男性の育児休暇にはまだまだ時間が必要だと感じます。
仕事を選ぶ基準に福利厚生を重視する人が増えている中でのこの結果です。
企業にはこれから人材を確保する中で、男性育児休暇制度は必要になってきます。
また、来年(2020年)に5Gが始まり、この10年で働き方は大きく変化すると言えるでしょう。
全員が育児休暇が取れる、家族との時間が取れるようになる未来がすぐそこまできているのでしょうか?
そんな素敵な未来を願いスルシカも頑張ります。