指示待ち人間から脱却するための心構え


「指示待ち人間」というとあまりいいイメージは持ちませんよね。
実際に「指示を待ってるだけじゃだめだよ」などと言われた経験がある方もいらっしゃるでしょう。

そんなこといわれてもどうすればいいのさ、と思うのであればあなたはすでに指示待ち人間かも?
今回は指示待ちから脱却するための心構えを紹介します。

そもそも「指示待ち」は悪いこと?

勘違いされやすいのですが指示を仰ぐこと自体は悪いことではありません。
業種によっては勝手に行動することが大問題につながることもありますし、まだあなたが仕事をよくわかっていない新入りであれば指示がなければ何もわからないのは仕方のないことです。

それを踏まえた上で、「指示待ち」とは積極性のない姿勢をいいます。

指示を受けるしかない立場であっても、「次はどうすれば?」「次は何をしましょう?」と指示を受けに行くのであれば積極性のアピールはできます。
この時点で「自分で考えろ!」と言われるのであればそれは理不尽というものですし、その先輩・上司こそ指示する仕事を放棄していますね。

しかし指示された仕事を終わったにもかかわらず、次の指示があるまでぼーっとするのであれば、指示待ち人間と言われても仕方がないでしょう。

積極性・自主性を見せるには「提案」

「次はどうすれば?」という姿勢は結局は降りてきている仕事をこなしているだけで、自分が何か考えているわけではありません。すべて先輩や上司にまかせている受け身の状態です。

これを脱却するには「私は○○だと思いますが、どう思われますか?」「私はこうすべきだと思うんですが、どうでしょうか?」といった自身の考えから出した提案をしましょう。

このようにすることで「何をすれば?」から「こうしたい」というあなたの自主性が出てきます。

この提案自体は間違っていてもいいのです。その提案に問題があれば先輩上司は正してくれますし、あなたは自主性をアピールした上で「なるほど、これは駄目なのか」と成長できます。

「どうしましょう?」から「こうしましょう」へ考え方を変えていくことが、指示待ち人間からの脱却の一歩となりますよ。