入社してからの3年は一番仕事が多く、覚えることが多い時期です。また、その3年の間にその会社でのあなたのポジションも決まってしまいます。
入社して3年は特に大きな仕事は回ってくる事はないため、誰でもできるような雑務がたくさん回ってきます。
「こんなことをするために入ったんじゃない」「自分にはもっとやりたいこと、やるべきことがある」と思うこともあるでしょう。
どうでもいい仕事と思うか、経験だと思うかで、3年後のあなたの評価は劇的に変わります。
仕事を前向きに捉える事
ただの雑用業務からでも、学べる事はたくさんあります。お茶くみ一つでもそうです。
お茶を出す事により、同僚や先輩、上司に顔や名前を憶えてもらえます。そして、お茶を出した時に、一言添えるだけで、あなたに対する接し方が変わるはずです。
また、うまくコミュニケーションをとる事ができれば、そこからさまざまな仕事を教わる事もできます。
知っていればすごく簡単にできる事も、知らなければできないというのはどこの職場にでもある事です。「教えてくれなかったからできない」なんて考えをしているようではまだまだ学生です。
仕事は自分から学ぶという姿勢がないといつまでも、何もできない社員のままです。コミュニケーション、先輩や上司との交流の一つがお茶なのです。
古い考え方だ!って思うかも知れませんが、人間は自分に良くしてくれる人間を無下にできない物です。新人の仕事には、先輩や上司と新人の間に会話を作る為の物が多く存在します。チャンスを逃さないようにしましょう。
コピーは雑用?仕事?
雑用の仕事とは何でしょうか?実はあなたが雑用だと思っているだけで、結構大切な仕事なのではないでしょうか?
「仕事にしなくてもいい仕事はない」というくらい、職場にはさまざまな仕事があります。簡単な仕事から、経験やスキルの必要な仕事まで、多彩です。
コピーを取る仕事があったとします。それをただのコピーをする作業にするのか、コピーをする仕事にするのかはあなた次第です。コピーをまともにできない人に、他の会社の大切な仕事を任せる事ができるでしょうか?コピー1つにしても、大切な仕事なのです。
責任の少ない仕事から、少しずつやっていき、信頼してもらえる人間だと証明して始めて、大きな仕事を任せてもらえるのだと思います。
まとめ
入社してからの仕事に雑用やどうでもいい仕事はありません。そう思う事が、自分の価値を下げていきます。
何にでも、前向きに行い、1つ1つを確実に行っていき、信頼を得ましょう!その先に、あなたが望む、大きな仕事や、やりがいのある仕事があるはずです。
新入社員の方は、思っていた仕事じゃない、思っていた仕事をさせてもらえないって、理由で転職をする方も多くいますが、最初は、とにかく前向きに!小さなことからコツコツと!です。