前科・前歴ってバレる!?就職するときに知っておきたい知識


大半の人には関係のないことだとは思いますが、前科があると人生にどう影響するのか、気になりませんか?

隠し通せるのか?就職できるのか?面接や履歴書に記載しなければいけないのか…。

仕事によっては、前科のある人は、その職につけない職もありますし、資格に関しても、前科がある事で習得できない資格も存在します。

この記事ではそんな前科前歴の気になる疑問についてご紹介しましょう。

そもそも前科・前歴って何?

詳しいことは省いて簡単に説明すると、

前科とは、起訴されて、裁判で有罪判決を受けた場合につく
前歴とは、逮捕された場合につく

有罪判決を受けた履歴=前科なので、逮捕されただけでは前科にはならないということですね。

そして前歴という言葉ですが、他にも犯歴、逮捕歴という類語もあります。逮捕歴という言葉からわかるように、逮捕された場合につきます。

なお、逮捕された場合でも不起訴処分となった場合…つまり有罪ではなかったため、前科は付きません。しかし逮捕されたという事実はありますので、これが前歴として残ります。

前歴・前科がある場合は履歴書に記載する?

答えはNO。記載はしなくてもいいです。

しかし、面接や書類の契約書などで、「前科・前歴はありますか?」という質問があった場合には、正直に返答しなければいけません。

また、履歴書に「賞罰」の欄があった場合には記載の必要があるでしょう。(そのための記入欄ですから)

ただ、履歴書は大抵自由なフォーマットを使って問題がないため、賞罰欄のない履歴書を選んで使えばいいのです。ですからやはり履歴書記入は回避することができます。

前科は消失する!?

前科というと一生つきまとうようなイメージがありますが、実は一定期間で消失します。
実際に刑法では以下のように定められています。

第34条の2
禁錮以上の刑の執行を終わり又はその執行の免除を得た者が罰金以上の刑に処せられないで十年を経過したときは、刑の言渡しは、効力を失う。罰金以下の刑の執行を終わり又はその執行の免除を得た者が罰金以上の刑に処せられないで五年を経過したときも、同様とする。

刑の免除の言渡しを受けた者が、その言渡しが確定した後、罰金以上の刑に処せられないで二年を経過したときは、刑の免除の言渡しは、効力を失う。

つまり、禁固刑以上の場合10年、罰金刑以下の場合は5年経過すれば、法律的には一般人と同じという事です。

では、消失していない場合、履歴書に記載しないといけないのか?というと先述したようにそもそも記載の必要がありません。報告の義務はないということですね。

罰金刑となることが多いケース

  • 痴漢
  • 盗撮
  • 万引き
  • 暴行

など

スピード違反は前科になる?

身近な犯罪といえばスピード違反もありますね。

スピード違反を行った場合、反則金を支払うことになるのですが、反則金を払う=罰金刑というわけではありません。

違反点数3点までは反則金で済み、6点となるほどのスピード超過であった場合、刑事罰となります。つまり前科になります。

違反点数6点になるスピード
30km以上50km未満(一般道)
40km以上50km未満(高速道)

履歴書に「前科あり(スピード違反)」なんて書きたくもないですよね。書かずに済むならやはり書かないに越したことはありません。

とはいえ、「車の免許はお持ちでないんですか?」と聞かれた場合には、「持っていたのですが…」と言わざるを得ないかも?

未成年の前科は成人すると消える!?


前述しましたが、前科とは有罪判決を言い渡された履歴のことをいいます。

未成年における事件の場合、よほどのことでなければ刑事裁判が行われません。つまり、裁判が行われないのであれば有罪判決を受けようがないため、そもそも前科となりえないのです。

前科・前歴はバレる?

前科・前歴がバレてしまうのでは?と、不安に思っている方もいると思います。

結論からいうと、前科・前歴は、新聞やテレビなどに出ない限り、バレる確率はほぼないです。

前科などは、警察や検察、市町村で管理されている為、一般人はアクセスはできません。そのためほとんどの場合がバレないのです。

ネット上に名前が出た場合厳しい

ただ、もしあなたの名前が新聞やテレビ、ニュースなどで報道された場合、あなたの名前で検索すると犯罪を報道した記事がヒットしてしまう可能性は十分にあります。

また、ネットのこのようなページは削除の依頼をすれば、消す事も出来ますが、ネット上での拡散力は非常に高いため完全に消し切るのはかなり難しいです。

転職となった場合でも採用者があなたの情報を探るために名前で検索することも容易に考えられますので、ネットに名前が出てしまった場合隠し通すのはなかなか苦しいでしょう。

繰り返しになりますが、報道されるほどの犯罪を犯していないのであればほとんどの場合、前歴・前科は知られることはないと覚えておきましょう。

前科・前歴で結婚の影響は?

ネットに名前が出ていなければ影響はないでしょう。上記しましたが、ネットや新聞、テレビなどで紹介されていなければ、調べようがないからです。
隠したい場合はほとんど場合隠せると思います。つまり、自己申告です。

問題はやましいことを隠したまま、結婚するのか、正直に話して結婚するかの違いです。就職も同様です。
バレるケースの方が少ないですが、全て話してから就職したいという人もいるかもしれません。すべては自己判断、自己申告です。

バレてしまった人のケース

前科などが、バレないと書いていますが、バレるケースをいくつか紹介したいと思います。

  • 結婚相手の親が公務員で前科履歴などが調べられる人だった
  • 地元で警察に捕まった事を多くの人に知られている
  • バレないように他県で就職したが、昔の知り合いがいる
  • 公務員試験に応募
  • 社員旅行で海外の場合に、入国できない場合がある(前科によって)

前歴・前科があっても就職できる?

前科や前歴のある人歓迎!なんて求人は見たことないと思います。まず、歓迎されてもヤバイ仕事感がありますよね?

同様に前科がある人お断り!とおおやけに記載する求人もありません。”法的に前科ありでは就けない仕事”でない限りは企業の採用基準に左右されます。

ですので基本的には通常の転職活動同様、ある程度数をこなす形になるでしょう。数をあたる必要がある以上、転職サイトをうまく使っていくことをおすすめします。

転職サイトはハローワークより有料求人が多い

おそらく多くの人はハローワークで仕事探しを始めるでしょうが、就職・転職活動をするにあたってできれば優先度を下げることをおすすめします。

というのも、ハローワークは企業は無料で求人を掲載できます。これはつまりノーリスクノーコストで求人募集できるのですから、「特に急ぎではないけどとりあえず掲載しといていい人が来たら採用も考えよう」くらいのノリで掲載している企業もあるのです。

そのような求人が無数に掲載されてある中からちゃんとした求人を探し当てるのは至難の業ですし、もしそういう企業に応募してしまったらそれだけ時間の無駄です。

ですからきちんと求人にお金をかけている企業から探すのがベター。つまり転職サイトや就職サイトに掲載してある求人ということです。

お金を払ってでも人を集めたいと考えているのですから、どちらがあたりを引きやすいかは一目瞭然でしょう。

おすすめはリクナビNEXT

今や転職サイトはものすごい数があります。どこも独自機能があったり、掲載求人に違いがあるためできれば複数利用することをおすすめします。

当サイトでは最初の1サイトにはリクナビNEXTを推しています。やはり求人業界最大手のリクナビ系列ですから、求人の質・機能ともに申し分ありません。

自力での転職活動どうしても不安であればエージェントサイトなら、担当の方が親身に相談に乗ってくれます。

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まとめ

前科・前歴がある場合には、就職や資格、海外旅行など、様々な規制が入る事があります。

もし、事件に巻き込まれたしまった場合や加害者になってしまった場合には、弁護士に相談しましょう。前科・前歴が付かないようになる場合もあります。

前科・前歴が付いてしまった場合は、自分の状況を理解し、調べ、就職を行いましょう。前科・前歴があっても、就職できない訳ではありません。